自動配車効果サンプル

複雑な企業間配送において手動配車自動配車で作業効率にどのような違いが出るのか比較検証を行います。

複雑な企業間配送において手動配車自動配車で作業効率に
どのような違いが出るのか比較検証を行います。

テストデータ

■地図上の矢印(⇒)は配送案件の『集荷~配送』を表しています。

■企業間の配送案件が50件あります。(大阪市に集中しています)

■約30%の配送案件には配送の時間指定があります。

■10台のトラックに対して下記の3つのケースにて配車を行います。

ケース1:手動配車
ケース2:自動配車(同梱なし)
ケース3:自動配車(同梱あり)

ケース1:スケジュールを手動で設定

case.1
スケジュールを手動で設定

弊社スタッフが50件の受注データとMAP画面を確認しながら、約4時間を掛けて配車スケジュールを作成しました。(時間指定がある為、待ち時間が所々に発生している)

ケース2:TOMASで自動最適化(同梱なし)

case.2
TOMASで自動最適化(同梱なし)

同梱なしの設定にて自動配車を実行しました。

ケース3:TOMASで自動最適化(同梱あり)

case.3
TOMASで自動最適化(同梱あり)

同梱ありの設定にて自動配車を実行しました。

比較検証結果

手動配車(ケース1)に対して自動配車(同梱なし)では稼働時間では22%減、トラック台数では40%減となり、自動配車(同梱あり)では稼働時間で35%減、トラック台数では50%減と大きな効率化の効果が見られた。

トラック台数 稼働時間
ケース1(手動配車) ケース2(自動:同梱なし) ケース3(自動:同梱あり)
1号車 9:10 11:11 10:38
2号車 7:36 10:48 9:58
3号車 6:27 11:06 9:54
4号車 9:00 10:50 9:54
5号車 7:03 10:05 9:54
6号車 6:46 5:51
7号車 7:21
8号車 8:07
9号車 7:03
10号車 7:59
合計 76:32 59:51 49:43
稼働時間比較 78% 65%
トラック台数比較 60% 50%